令和3年度第1回「カタリバ」を開催しました!

5月29日土曜日に、Zoomを使用したオンライン開催の形で、聴覚障害者のある社会人の方々向けのイベント「カタリバ」を開催しました。

筑波技術大学の卒業生を含む16名の参加者とゲスト講師の日下部隆則氏(同志社大学スチューデントダイバーシティ・アクセシビリティ支援室、チーフコーディネーター)、そして筑波技術大学現役教員など、計24名が参加しました。

前半では、日下部氏より、聴覚障害当事者の立場から、長年の企業経験で培われた勤務姿勢や管理職としての心構え、社会人として身につけるべきコアスキル等についてお話をいただきました。参加者からは「企業が期待する能力とは何か?」「マネジメント業務で最も大変だったことは何か?」「日本語力はどういった場面で身につけられるか?」など積極的な質問が飛び交いました。

後半では3グループに分かれて職場での悩みを共有したり自由におしゃべりしたりする時間を設けました。「キャリアについて」をテーマとしたグループでは前半に引き続いて参加者から日下部氏へ様々な悩み・相談が投げかけられ、その他「音声認識ツールについて」「手話でおしゃべり」のグループでもそれぞれ話が弾みました。
「カタリバ」は今後も継続的に開催していきます!実施が決まりましたら当事業ホームページや筑波技術大学ホームページ等からご案内いたしますので、皆さまのご参加をお待ちしております。

画像は、終了時に撮影した集合写真です。

※なお、「カタリバ」という名称は「認定NPO法人カタリバ」の活動と関係がありません。