仕事や生活に関する支援制度

仕事や生活に関する支援制度


 

 

仕事に関する支援

 

• ジョブコーチ支援
 障害者の職場適応・定着を目的とした支援で、ジョブコーチ(職場適応援助者)が職場に出向いて、障害特性を踏まえた直接的で専門的な支援を行います。地域障害者職業センターや社会福祉法人等で行われています。利用を希望する場合は、各施設へ問い合わせてください。

 

• 就労定着支援事業
 就労移行支援事業等の福祉サービスを利用して就職した障害者で、就職後6ヶ月以上が経過した方を対象としています。自宅や職場への訪問による、就労継続のための支援を受けることが出来ます。
 障害者総合支援法に規定された福祉サービスであるため、就労定着支援を行う事業所で相談した後、市役所・区役所等への申請が必要になります。

 

• 企業に対する助成金
 障害者を雇い入れた場合、社内に手話通訳・要約筆記等の担当者を配置した場合などに企業が受給できる助成金があります。
 助成金の種類により、ハローワークや労働局、(独)高齢・障害・求職者雇用支援機構が支給・申請窓口となっています。
[(独)高齢・障害・求職者雇用支援機構] https://www.jeed.or.jp/disability/subsidy/
[厚生労働省] https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/
shougaishakoyou/shisaku/jigyounushi/intro-joseikin.html

 

• リーフレット
 独)高齢・障害・求職者雇用支援機構が作成している障害者雇用に関するマニュアルや事例集等が公開されています。就職先企業への説明等に活用できます。
https://www.jeed.or.jp/disability/data/handbook/index.html

 

• 支援機器の貸し出し
 独)高齢・障害・求職者雇用支援機構では、障害者の雇用を支援する機器(補聴システム、信号装置、筆談用具、等)を障害者を雇用する企業等に無料(原則6ヶ月以内)貸し出しを行っています。
https://www.kiki.jeed.go.jp/

 

コミュニケーション支援

 

• 音声認識ツール
 会議等でのコミュニケーション手段として音声認識ツールを活用する企業も増えてきています。無料で使えるもの、有料のもの、またその性能など様々なアプリ等が開発されていますので、利用を希望する際には会社の方と一緒に使い勝手をよく確認することが重要です。
[音声認識ツールの一例:UDトーク] https://udtalk.jp/case/

 

• 手話通訳・パソコン要約筆記
 各市町村において、障害者総合支援法に基づく意思疎通支援事業として手話通訳や要約筆記等が行われています。利用の際は市町村の障害福祉課等の窓口へ問い合わせてください。
 通訳の派遣には一定の制限がありますので、希望する場面の通訳をつけられるかどうか、あらかじめ相談しておくと良いでしょう。