「聴覚障害のある社会人のためのレジリエンス入門講座~心の免疫力を高める:社会人のストレス対処法~」を開催しました
筑波技術大学「聴覚障害者のためのキャリアサポートセンター」では、9月23日 祝日・月曜日と11月10日 日曜日に、Zoomを使用したオンライン開催の形で、「聴覚障害のある社会人のためのレジリエンス入門講座~心の免疫力を高める:社会人のストレス対処法~」を全2回で開催しました。
当講座は、 TAC株式会社から古山(ふるやま)あかり講師をお招きし、ストレスにうまく対処する考え方や行動を学び、精神的な回復を高める“レジリエンス”について、日々の生活で取り入れられるよう解説し、個人ワーク・グループワークを行いました。
<講座内容>
- 第1回 オリエンテーション/レジリエンスとは/ストレス管理とレジリエンス/ポジティブ思考とレジリエンス
- 第2回 振り返り/EQ(感情知能指数)の向上とレジリエンス/自己効力感とレジリエンス/マインドセットの変革とレジリエンス
- 課題(第1回と第2回の間) リフレーミング実践
リアルタイム配信での参加者は、第1回第2回あわせてのべ23名でした。
いただいた感想を一部ご紹介します。
- 気持ちに寄り添った、また良い事だけでなく、こんな風に考えてもこのように変えれば考え方が変わるという説明がとても分かりやすく、理解ができました。
- レジリエンスのベースは自己肯定。自己肯定感を更に高め、周りと高影響し合うことの大切さを改めて確認できました。
- 古山先生の丁寧な語りがスッと胸に入ってきて、ぜひ頑張ってみようという気持ちになりました。ありがとうございました。
- 変わることは過去の自分を否定することではない、変わることを恐れないで、とのメッセージがとてもありがたかったです。
- 次回までの宿題があり、またそれに対して親身なフィードバックをいただけました。
- グループワークではそれぞれのコミュニケーション方法に配慮して皆がコミュニケーションできる方法を選択したり、発表時は自分が使いやすいコミュニケーション方法を選択したりと、安心して受講できる環境でした。
- アーカイブ+字幕があることで安心して参加できるのが満足しています。
- 会社等で受講必要なメンタルヘルス講座は「耳が聞こえない」つらさが含まれていないため、あまり響きませんでした。聴覚障害の悩みにフォーカスした内容で、有意義な時間を過ごせて感謝しています。
少しずつでも変化できる、成長できるというまとめに励まされた受講生も多かったようです。
本講座の内容が、日常生活の中で、良いメンタルヘルスに変化に活かしていただければ幸いです。
※写真は講座当日の様子です。一部ぼかし処理を行っています。