最終事業報告会を開催しました

最終事業報告会での記念撮影の様子当事業では、事業最終年度にあたり、3月14日 木曜日に、Zoomを使用したオンライン開催の形で最終事業報告会を開催し、全国から20名の方々が参加しました。
当日は石原学長からの挨拶に続き、活動報告では各種事業(調査、現役学生対象事業、社会人対象事業、拠点整備事業)に関する成果を各事業担当者から報告しました。
話題提供では、事業を利用した社会人の立場からお二人にお話いただきました。両氏のコメントに共通していたことのひとつは「十分な情報保障の元での研修」の重要性でした。聴覚障害者が参加する研修にはまだまだ十分な情報保障が提供されていない現状がありますが、当事業が提供する講座は、その内容の理解に加え学びへのモチベーションを喚起し、その延長線上にキャリアアップがあるという、当事業が目指したものと通じる重要な教唆ともいえるものでした。
これらの報告を受けたコメンテーターの笠原桂子氏(住友ウィル株式会社)からは、成果報告や話題提供内容への丁寧なコメントだけではなく、報告者と話題提供者にそれぞれ適切な質問投げかけていただき、その応答によって活動成果がより深く確認できる時間となりました。

参加者からの感想を一部紹介します。
・「大変有意義な事業内容だった」
・「今後の方針などもよりお伺いできたら嬉しかったなと思った」
・「今後もキャリアサポートの事業を是非続けていただきたいと思う」

これまでの事業活動にご協力いただいたすべての皆様にお礼を申し上げます。ありがとうございました。

※写真は当日の写真です。