令和4年度第4回「聴覚障害のある社会人のための情報交換会」を開催しました

終了時に撮影した記念写真当事業の一環として、1月13日 金曜日にWeb会議システムZoomを使用したオンライン開催の形で今年度第4回目となる「聴覚障害のある社会人のための情報交換会」を開催しました。
当イベントは、聴覚障害者が働く上での工夫や悩みなどについて情報交換することを目的とし、開催しています。

今回は「障害理解とアイデンティティ」をメインテーマとして取り上げ、意見や情報交換を行いました。

当日は聴覚障害のある社会人4名の参加者と筑波技術大学の教職員、計10名が参加し、聴覚障害を取り扱うドラマに対する意見や感想を交え、それぞれのきこえや障害アイデンティティについて語り合ったり、「障害受容」という言葉が持つ意味や、人々の中にある「無意識のバイアス」を減らしていく方法について、互いの考えを共有したりしました。

ご参加くださった方々からは「聴覚障害の当事者としての、核心をついた話ができた。たくさんヒントをいただいた」「途中参加でしたが非常に良かった。毎週でも隔週でも開催いただきたい」「色々な難聴者の協働の事例や会社の情報保障や聴覚障害の理解促進の取り組みを知りたい」といった声をいただきました。

当事業では今後もイベントを継続的に開催していきます。実施が決まりましたら当事業ホームページや筑波技術大学ホームページなどから、ご案内いたします。
皆さまのご参加を心よりお待ちしております。

※画像は終了時に撮影した記念写真です。