「聴覚障害のある社会人のための音声認識ツール基礎講座」を開催しました
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筑波技術大学「聴覚障害者のためのキャリアサポートセンター」では、公益財団法人トランスコスモス財団の助成を受け、12月13日 土曜日に、東京会場での対面とZoomを使用したオンラインのハイブリッド開催の形で、「聴覚障害のある社会人のための音声認識ツール基礎講座」を開催しました。
当講座では、本学の障害者高等教育研究支援センター長 三好 茂樹が講師を担当し、音声認識ツールの機能や特徴について講座を行いました。
<講座内容>
最新の音声認識ツールの動向や機能・特徴や、さまざまなシーンにおける実践的な使用方法、補聴デバイスなどとの併用方法について、実機のデモを織り交ぜながらの概説。
対面・オンライン合わせての参加者は14名でした。いただいた感想を一部ご紹介します。
- 実際にUDトーク字幕等を見ながらの会話で緊張しましたが楽しかったです。正しい字幕が出るものを開発していただけるのを期待しています。
- 参加者からの鋭い気付きや質問もあり、学びも多く良い機会になりました。
- 今の技術で何ができるか?だけでなく、過去できなかったができるようになったこと、将来できるようになるかもしれないことについてお話を聞け、大変勉強になりました。
- 音声認識から字幕化までの裏側、他の方の音声認識ツールを使う際のポイントの理解が深まりました。ありがとうございます。
- 最新の音声認識ツールと外部ツールを組み合わせた日常生活の中で取り入れやすい具体的な方法や商品名などまで踏み込んだ詳細な話もあるとありがたいなと思いました。
- 音声認識は、リスピークが好ましいということ、目からウロコでした。また、もっともらしい日本語を選んで表示される話を伺い、よく分からない音声認識を前にしたイライラの原因が分かりました。将来いつか、修正の不要な音声認識ができることを楽しみに待ちたいと思います。
※写真は講座当日の様子です。※一部ぼかし処理をしています。


