「聴覚障害のある社会人のための生成AI基礎講座」を開催しました

筑波技術大学「聴覚障害者のためのキャリアサポートセンター」では、公益財団法人トランスコスモス財団の助成を受け、11月15日 土曜日に、Zoomを使用したオンライン開催の形で、「聴覚障害のある社会人のための生成AI基礎講座」を開催しました。
当講座は、TAC株式会社から千葉 怜(ちば りょう)講師をお招きし、生成AIに関して基礎的な知識の解説と、簡単な実践的講座を行いました。
<講座内容>
AI(人工知能)の定義や種類といった基礎知識や、実際に扱っていく際に生じる権利面の注意点などの概説。
- ・AI(人工知能)の定義
- ・AI生成物に関する権利
- ・AI社会原則
- ・七里式プロンプトの公式について
- ・文章・画像生成の実践
リアルタイム配信での参加者は、12名でした。いただいた感想を一部ご紹介します。
- 今回感じたのは、AIだから具体的に質問をする事、それは国語力が必要であると大変感じました。AIを使用することで、頭を使わなくなるのかなと思ったりしましたが、正しい答えを得るためには正しく入力することが大切だと思い知らされた勉強会でした。
- これから公私ともに業務に必要かなと思い申し込みいたしました。AI基礎から、使い方、画像も少しやってくれましたのでよかったです。
- AIを使用することで発生しうる権利侵害や、業務上発生しうる法的なリスクをピックアップして下さったのはとても分かりやすかったです。
- 今までプロンプト入力の順番を統一していなかったため、プロンプト入力の手順がわかりやすく、入力の効率がよくなりました。一次情報の確認についてもっと知りたかったです。
- 今回は初めての参加で慣れない部分もありましたが、ご丁寧で分かりやすいご説明のおかげで安心して受講できました。大変勉強になりました。
近年様々な場所で話題となっている生成AIですが、講師から直接学べる機会は多くないように感じ、本講座を開講しました。当日はリアルタイム参加者から活発な質疑応答が行われ、皆様の興味のほどがうかがえました。今後も様々な分野の講座を企画していきます。
※写真は講座当日の様子です。※一部ぼかし処理をしています。
