令和6年度第2回「聴覚障害のある社会人のための情報交換会」を開催しました!

企画終了時に撮影した記念写真「聴覚障害者のためのキャリアサポートセンター」では、8月25日 日曜日にWeb会議システムZoomを使用したオンライン開催の形で今年度第2回目の「聴覚障害のある社会人のための情報交換会」を開催しました。
当イベントは、聴覚障害者が働く上での工夫や悩みなどについて情報交換することを目的とし、開催しています。

今回は「転職」をメインテーマに、話題提供と情報交換を実施しました。話題提供では、転職経験のある聴覚障害当事者として、鈴こと実氏、永川智晴氏、平井望氏の3名にお越しいただきました。

当日は聴覚障害のある社会人聴覚障害者9名、聴者1名の計10名の参加者と、筑波技術大学の教職員6名の、計16名が参加しました。

話題提供では、話題提供者3名から、転職を選択するに至った背景や転職活動で得た経験や気づき転職先での情報保障や新たな職場での配慮依頼の仕方参加者に伝えたいメッセージなど、実体験を踏まえてお話いただきました。

情報交換では、参加者から「職場で配慮を受けるための工夫」「転職を考えた時に利用するサービス」「転職活動中の留意点」「転職希望先の職場環境・情報保障の有無を確認する工夫」などの質問や話題が挙げられ、話題提供者も交えて活発な情報共有が行われました。

参加者からいただいた感想を以下に紹介いたします。

  • 実体験に基づくとても貴重なお話やご意見を聞けました。とても心に沁みました。
  • 皆さん生き生きとお話しされていたのが印象的です。転職・フリーランスのメリットデメリット、注意点を知ることができてよかったです。
  • 自分も内省させられました。ありがとうございました。
  • 気になっていたことが前半で解消できました。参加の方からのコメントも参考になりました。

※画像は終了時に撮影した記念写真です。一部ぼかし処理をしています。